梅雨のじめじめとした湿気は、睡眠には大敵。
質の良い睡眠を取ることでしっかり疲労回復することで、夏バテ・梅雨バテを防ぐことができます。
梅雨時の湿度は室内でも80%にもなりますが、日本人が快適と感じる湿度は、だいたい50~60%と言われています。
梅雨時の「だるい」「むくむ」「ヤル気が出ない」などの症状は、高湿度が原因。
この不快感のせいで、本格的な夏が来る前に体調を崩してしまい疲れきってしまうと、そのまま夏バテに突入してしまう人も少なくありません。
快眠のために、梅雨時こそ日光を意識した生活を
梅雨時に朝の目覚めが悪くなるのは、身体が浴びる日光の量に関係があると言われています。
身体は朝に太陽の光を浴びることで、夜には「睡眠ホルモン」とも呼ばれるメラトニンという物質が分泌されるようにできています。
しかし、雨の日が続くと外出を避けがちになってしまい、身体が浴びる日光の量が減ってしまいます。
すると、梅雨時は普段にくらべてメラトニンの分泌が少なくなり、寝不足になったり、朝起きるのがだるく感じたりすのです。
日中にしっかり日光を浴びて体内時計をリセットすると、夜に自然と体が眠くなると言われていて、このリセットには、大体2,500ルクス以上の光が必要だそうです。
夜に眠たくなるメカニズムは、朝に分泌される目覚めのホルモン「セロトニン」が、分泌から15時間後に「メラトニン」に変わることにあります。朝の日光にはセロトニンの分泌を促す働きがあり、朝にしっかりとセロトニンを分泌させることが夜の快眠につながります。そのため、朝にはしっかりと日光を浴びることが大切なのです。
朝はカーテンを開けて、雨や曇りの日も日光を浴びよう
実際の太陽の光は、雨の日で5,000ルクス、晴天だと100,000ルクス、曇天だと10,000ルクスほど。
つまり、雨や曇りの日でも、きちんと身体で日光を浴びさえすれば、体内時計を正常にはたらかせることができると言われています。
雨の日は外出が億劫になりがちですが、「ちょっとそこまでおつかいに」だけでもずいぶん違います。
朝も、どうせ暗いからとカーテンを閉めたままにしたりせず、朝起きたときにはしっかりとカーテンを開けて部屋に日差しが入るようにしてみましょう。
日光を意識した生活にするだけで、梅雨時の睡眠の質が向上し、体調を維持することができます。
梅雨時の安眠には、冷房・クーラーの使い方がポイント
私たちの身体は、体の中心部の体温が下がると眠気が強くなると言われています。
赤ちゃんや幼い子どもは、眠くなると手足がとても熱くなります。これは、体の中心部の熱を手足に運んで発散することで、中心部の体温を下げようとしているのです。
大人でも、これと同じメカニズムが働いています。暑い季節に寝苦しいのは、深部体温が十分に下がらず、寝つきが悪くなったり睡眠が浅くなったりするためです。
眠りの質を良くする室内環境とは?
深部体温を下げるには、寝室の環境が大切です。心地よく眠るには、室温は26度以下、湿度は50~60%が理想的です。
寝床に入る前からエアコンなどで温度と湿度を調整し、タイマーなどを利用して寝ついてからも3時間くらいは理想の環境を保ちましょう。
朝の暑さで寝起きの気分が悪い人は、目覚める30分~1時間くらい前からエアコンが入るように、タイマーをセットしましょう。
ただ、夜中に暑くて汗を大量にかくと、朝のエアコンで体が冷え過ぎて体調を崩すことがありますから、注意してください。
干せなくても、布団表面のゴミを取り除く
梅雨時の寝つきの悪さや熟睡感のなさの原因に布団が不潔になってしまっていることであることがあります。
湿ったままの布団は、ダニやカビでいっぱいです。
できれば1週間に1回は、掛け布団だけでなく敷き布団も、干すようにしましょう。ダニ退治のためには、中の温度が50℃を1時間保つ必要があります。
外で干せなければ、布団乾燥機でも効果があります。
また、干した布団を叩くことでアレルギーの元であるダニの死骸が飛び散ってしまいます。
布団を清潔にするためには、布団の表面のゴミを軽く落としたら、掃除機をかけてダニを吸い取りましょう。
「そんなに布団を干せない」という人は、せめて毎朝、布団の表面のゴミを取り、窓を開けて部屋の換気だけでもしてください。
寝具を快適な状態に保つことで、寝つきが良くなり睡眠の質を向上させることができます。
入浴は38~40℃のお湯に20~30分
不眠の原因の多くは、ストレスによるものです。その日に溜まったストレスは、眠る前に解消しておきたいものです。リラックスするためには、ぬるめのお風呂に入ることがお勧めです。
38~40℃のお湯に20~30分つかると、身体と心がほぐれてきます。手足の血行もよくなって、深部体温が下がりやすくなり、寝つきも良くなります。
睡眠の質の向上のためには、お風呂は就寝の1時間くらい前に入ることがオススメです。
そうすることで、お風呂で上げた体温が下がってくるタイミングで眠りにつくことがでます。
睡眠時には、体温がぐっと下がることで、深い眠りを得ることができます。
そのために、就寝前に体温を上げておくと、その反動で普段よりも体温が低い温度まで下がってくれるのです。
疲れてくると『シャワーだけで済ませて、とにかく早く寝たい』となる人もいるかもしれませんが、ちゃんと湯船につかることが効果的です。
首までお湯につからなくても、半身浴でも効果があります。
注意点は、梅雨時は暑くなり始めで大量に汗をかき始める時期でもあります。そして、実は入浴中にも汗をかいていてます。
もともと水分不足になっているところに、入浴でも汗をかくと脱水症状のようになることがあります。
入浴の前後にコップ1杯の水を飲む習慣をつけておくと、夏本番までに汗腺も正常にはたらくようになり、夏バテになりにくい身体をつくることができます。
毎晩のことなので、寝具はシーツの改善から!
寝具にこだわるなら、まずはシーツから変えてみるのがいいでしょう。
身体からは寝てるだけで毎晩コップ1杯分の汗が出ていると言われています。その汗をダイレクトに吸うのがシーツです。
高機能でお高いものには手がでなくても、最近はお手頃な価格でサラサラ感を持続してくれるシーツもあります。
ベタッとしたシーツと、サラッとしたシーツ、ささやかな違いのようですが毎日のことになると、疲労回復に断然差がついてきますよ!
お手頃価格ですので、ひんやり感はソコソコですが、サラッと感は持続してくれます。
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