夏バテの症状 ~症状が出るのは身体だけじゃない? 精神的な疲労も要注意

精神的な症状も

夏は明るく開放的なシーズンである反面、暑さによって体だけでなく心にも疲れがたまりやすい季節でもあります。

暑い時期や暑くなり始めの時期に、なんとなく元気が出ないと夏バテと判断しがちですが、原因がほかにある場合もあるので注意が必要です。

夏バテで精神的な疲れがたまってる?

夏バテの症状として、身体のだるさ・睡眠不足・食欲不振・便秘や下痢など自律神経のバランスが崩れたときに出る症状が出やすいですが、これらは精神的に疲れがたまっている時にも出てきやすいものなんです。

疲労には身体的な疲れと精神的な疲れの2種類があります。身体的な疲労は身体を休めていれば回復してきますが、精神的な疲労はなかなかそうはいきません。

  • 朝が一番だるくて動いたり考えたりするのがつらく、夕方になるとよくなる。
  • 充分休んでいるはずなのに、疲れがとれない。
  • けれども、かるく運動した後は爽快な気分になる。

などの症状が出ているなら、夏バテによる精神的な疲労が現れているのかもしれません。こうした症状は、うつ病の症状と似通っている部分もあるので注意が必要です。

「体がだるくて思うように物事をこなせない」「何をしても気分が晴れない」「やらなければならないことにも集中できない」「今まで楽しめていたことにも楽しく感じられない」などの状態が2週間以上続くようでしたら、早目に精神科や心療内科を受診した方がいいかもしれません。

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早目の休養

心と体に疲れがたまる前に早目に休むこと

夏場の暑さは健康な人でもエネルギーを消耗する時期なので、できるだけ休養をとるように心がけましょう。

開放的なシーズンで、なにかと楽しいことの多い夏ですが、無理をせずに、疲れがたまる前に早目早目に休んで、心と身体のメンテナンスを欠かさないことが、夏を思い切り楽しむ秘訣です。

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