平年よりやや遅くなる2020年の梅雨入り
2020年の梅雨入りは、平年よりやや遅くなることが見込まれています。
平年はどのくらいかというと、東北地方で6月中盤ごろから、九州地方だと5月末ごろから6月アタマにかけて、沖縄では5月初旬には梅雨入りします。
梅雨の原因は、このシーズンに北上してくる太平洋高気圧と北にあるオホーツク高気圧との間に出来る梅雨前線のため、雨が長く多く降ることです。
梅雨前線は、太平洋高気圧と一緒に北上していくため、日本でも南側から順番に「梅雨入り」していきます。
北海道に梅雨前線がかかるのは7月前半ごろからで、このシーズンには全体的に気温が夏の気温になってきていて、南北の高気圧の気温差が少なくなっていて、前線は北海道に届かないか、活動がおさまってきているため、梅雨と呼べるほどの雨が降ったり曇りの日が続いたりすることがないんです。
2020年は太平洋高気圧は、まず西側のフィリピン方向に向かって伸び、日本方向の北側に伸びてくるのは、平年よりやや遅くなることが予想されています。
出典:今年の梅雨入りは遅れる?
2019年の梅雨入り時期はどうだった?
昨年2019年は、全国的に梅雨入りがやや遅めの年でした。近畿地方から九州地方にかけては、平年から20日ほど遅くなった地域もありました。
地方 | 2019年 | 平年 | 平年との比較 |
東北北部 | 6月15日頃 | 6月14日頃 | ほぼ平年並み |
東北南部 | 6月 7日頃 | 6月12日頃 | 5日ほど早い |
北陸 | 6月 7日頃 | 6月12日頃 | 5日ほど早い |
関東甲信 | 6月 7日頃 | 6月 8日頃 | ほぼ平年並み |
東海 | 6月 7日頃 | 6月 8日頃 | ほぼ平年並み |
近畿 | 6月27日頃 | 6月 7日頃 | 20日ほど遅い |
中国 | 6月26日頃 | 6月 7日頃 | 20日ほど遅い |
四国 | 6月26日頃 | 6月 5日頃 | 20日ほど遅い |
九州北部 | 6月26日頃 | 6月 5日頃 | 20日ほど遅い |
九州南部 | 5月31日頃 | 5月31日頃 | ほぼ平年並み |
奄美 | 5月14日頃 | 5月11日頃 | 5日ほど遅い |
沖縄 | 5月16日頃 | 5月 9日頃 | 5日ほど遅い |
実は梅雨どきの方が夏本番よりバテやすい? その理由は?
梅雨どきには、雨がたくさんふって曇りの日も多くなり、日光が少なくなるので湿度が高くなります。また、夏に向けて気温も高まってくる時期でもあります。
すると、体は汗をかいて体温を下げようとするのですが、汗が乾きにくくうまく体温調節が出来なくなるのです。
体温調節がうまく出来ないと、徐々に自律神経の働きが乱れて来て「梅雨バテ」と言っても良いような、「夏バテ」の症状が出てきます。
夏バテになってしまう遠因は、この梅雨バテにあると言ってもいいので、この時期を意識し手過ごすことで、夏を快適に迎えることができるのです。
2020年の梅雨、大切なのはマスク対策!
2020年はコロナ騒動で特別な梅雨になります!
なんといっても、マスク対策です。
蒸れます。
湿度が上がって、気温も上がる梅雨どきのマスクはなかなかにハードになることが予想できますよね。
コロナの収束時期は諸説出ていますけど、夏までに収まることは今のところ予想されていないようです。
2020年の梅雨・夏場はこれまでにない、マスクを手離せない夏になります。
やっぱり、蒸れます。
おすすめなのはBuff(バフ)
そこでオススメなのがBuff(バフ)です。
iPS細胞で有名な山中教授がジョギングの際に使用することをオススメされていて、口元をすっぽり覆うことができて通気性もあります。
これまでの夏でも、UVカットによる日焼け防止アイテムとして人気でした。
鼻まですっぽり覆えて飛沫予防ができて、通気性も高いので梅雨どきのマスク対策としてピッタリです。
山中教授がBuff(バフ)について説明してくださっているニュース動画です♪
うまく工夫して2020年の夏を乗り切りましょう!
口元から顔の半分が蒸れていると、まず不快ですし、汗が流れるのを拭こうにもあまり何度もマスクを上げたり下げたりするのは控えないといけないのが2020年の梅雨・夏です。
また、汗を上手く乾かせないと体温がなかなか下がらず、暑さ対策としても不利になります。
飛沫対策は維持しながら、少しでも通気性の良いものを選ぶのが、梅雨バテ・夏バテ対策としてもおすすめですよ!
歴史的にも特別な年になることが確実な2020年の夏です。
うまく工夫を取り入れながら、出来る限り快適に乗り切りましょう!