夏の暑い時期に下痢の症状にお悩みだと、つらいですよね。
その下痢は夏バテが原因かも知れません。
夏バテが原因で起きる下痢のときに、気をつけたい食事についてまとめました。
目次
夏バテで下痢になる原因
夏バテは自律神経の働きが乱れることで起きる様々な症状の総称です。
自律神経は体温の調節や、呼吸、消化など私たちが意識なくても健康を維持するために体の中で働いている神経のことです。
夏バテによる下痢は気が付かないうちに起きる!?
普段意識することがない神経の働きですので、気が付かない間に私たちが意識できない自律神経に疲れがたまってしまい、夏バテの症状が起きてしまうのです。
下痢は夏バテの症状として、多くの方が感じられている代表的な症状のひとつです。
夏バテによって自律神経がうまく働かず、胃腸の機能が低下してしまっているのです。
夏バテによる下痢におすすめの食事
夏バテで下痢の症状が出てしまったら、まずは食事から対策してみましょう。
意識したいのは「胃腸を休ませる」ということです。
胃腸の働きが低下した状態ですので、胃腸の負担を減らして休ませ、本来の働きに戻すことが大切です。
食事で注意したいポイントは大きく5つあります。
- 一度に食べ過ぎないようにする
- 胃腸を冷やさないように温かい食べ物・飲み物をとる
- 消化の良い食事をとる
- 旬の夏野菜を食事でとるように心がける
- 梅干しはおすすめ
下痢の時の食事は一度に食べ過ぎない
夏バテで下痢の症状が出ているときは、胃腸の働きが低下しています。
たくさんの食事を一度に食べてしまうと、胃腸は一度に消化・吸収しなくてはいけなくなって、胃腸に負担をかけてしまいます。
下痢を治そうと思っているときは、一度にたくさんの食事を食べないようにして胃腸の負担を軽くして休ませてあげてください。
空腹を感じるようでしたら胃腸の機能が回復してきて、食欲が改善している証しですが、まだ下痢の症状が続いているようでしたら少量ずつ軽食や間食を摂るように心がけてみてください。
下痢のとき、胃腸を冷やさないように温かい食べ物・飲み物をとる
暑い日にはどうしても冷たい飲み物や食べ物を摂りたくなります。
ですが、冷たい食べ物・飲み物も胃腸への負担になります。
冷たい食べ物・飲み物は、胃腸など内臓の血流を悪化させてしまい、胃腸が充分に働けなくなってしまうのです。
内臓はいわゆる平熱の36℃前後の温度のときに、いちばん正常に働きます。平熱には意味があるんですね。
なので、大雑把に言うと平熱より低い温度の食べ物・飲み物は胃腸への負担を増やしてしまいます。
ですが、夏場は汗もかきます。水分補給はとても大切です。
下痢のときは特に水分不足の状態になっていることを意識してください。
水分補給の際には、冷たい水やジュース、ビールなどをゴクゴクと飲むことは避け、温かいお茶や常温の飲み物を少しずつ摂るようにしてください。
食べ物も冷たいものは避け、温かい食べ物を摂るように心がけてください。
消化の良い食事をとる
夏バテによる下痢の症状が出ているときには、食事からうまくエネルギーが摂りだせない状態になっていることも意識しましょう。
充分なエネルギーが、食事を消化して吸収されれば、身体の状態は自然と解消していきます。
胃腸の働きが低下しているときには、消化の良い食事で胃腸の負担を減らすことを意識しましょう。
そうすると、食事からエネルギーを吸収しやすくなって、下痢の症状を解消していくことにつながります。
おかゆ・よく煮込んだうどん・野菜スープ・豆腐・すりおろしたリンゴ・ゼリーなどが効果的です。
野菜スープのおすすめ
野菜スープには繊維の柔らかいニンジン・ほうれん草・大根・玉ねぎ・かぼちゃなどや、じゃがいも・里芋・長芋などの芋類を入れて、ことこと煮込むのがおすすめです。
ただ、芋類でもサツマイモは発酵しやすいので下痢の症状があるときには避けた方がよいようです。
すりおろしたリンゴやゼリーなどは冷蔵庫で冷やしたものではなく、常温のものを摂る方がよりよいです。
旬の夏野菜を食事でとるように心がける
旬の夏野菜には水分が多く含まれ、ビタミンやミネラルの補給にもなり、夏バテによる下痢の症状を解消するのに適しています。
また、夏野菜には身体の熱を冷ます清熱作用があるとされていて、暑気払いにもなります。
夏が旬の野菜には、きゅうり・なす・トマト・かぼちゃなどがあります。
たとえば、かぼちゃは消化に良い柔らかい食物繊維が豊富で、胃腸の働きを整える解毒作用や、疲れた体にたまる老廃物を体外に排出する利尿作用があるとされていて、下痢の症状で疲れた夏バテの胃腸に優しい食材です。
下痢の症状でお悩みのときは、これらの夏野菜を積極的に食事に取り入れるようにしてみましょう。
下痢のとき梅干しはおすすめ
梅には、胃腸の粘膜を修復する働きがあり消化吸収を促進したり、不要な老廃物を体外に排出する働きがあることが分かっています。
また梅干しに含まれる有機酸には、腸内にいる悪玉菌を抑える作用もあり下痢の症状を解消していくのに役立ちます。
梅干しには、その他にも夏バテ症状である疲労や食欲不振の予防や解消に役立ちます。
下痢が治ったあとにも、夏バテ予防のために積極的に摂るようにしたい食事のひとつです。
下痢のときに避けた方がよい食事
下痢のときに避けたい食事としては、刺激の強い食品を使った食事や、消化に良くない食べ物は胃腸の負担になってしまうので避ける方がよいです。
注意して避けたい食事
下痢の症状にお悩みの時に注意して避けたい食事には次のようなものがあります。
- 消化に良くない不溶性の食物繊維を含むもの:オクラ、ゴボウ、キノコ類、海藻類、豆類、ココア
- 刺激の強い香辛料:コショウ・辛子・わさび・生姜・山椒、など。これらを使ったカレーなど。
- 熱すぎるもの・冷たすぎるもの:常温から人肌程度の温度のものが胃腸への負担は軽いです
- 濃すぎる味つけ:濃い味付け、スープに強い塩味、など
- 酸味が強いもの:酢の物、みかん・レモン・グレープフルーツなどの柑橘類、など
- かたい食べ物:生野菜、野菜の茎、根菜類、種実類、おせんべい、など
- アルコール、コーヒー
ちょっと注意しておきたいのは酢の物です。
酢の物には疲労回復の作用があるなどとされていて、健康的な食事のイメージがありますが、下痢の時には逆効果になってしまうようですので注意して覚えておきましょう。
また、果物も栄養補給に良いイメージがありますが、みかん・レモン・グレープフルーツなどの柑橘類は下痢のときは避けた方が良いです。逆に果物でも、すりおろしたリンゴは下痢の時におすすめですので、こちらも注意して覚えておきましょう。
夏バテによる下痢のときは食事に気を使いつつ、とにかく身体を休める
夏バテによる下痢の症状がでているときは、自律神経や身体が疲れた状態にあるんだということを意識することが、症状解消への近道です。
夏バテの解消に、いちばんのおすすめは質の良い睡眠をしっかりとって、快眠することです。
質の良い睡眠は疲労の回復に欠かせない大事な要素です。
また質の良い快眠のためには、しっかりと入浴してリラックスした状態でベッドに入ることも効果的です。
食事に気を配って胃腸の働きを改善させながら、しっかりと夏の疲労を解消するように快眠のための工夫もしてみてくださいね。
夏バテによる下痢の予防&解消におすすめ!梅コンブ茶
おすすめポイント!
- 胃腸を冷やすと夏バテの原因になります
- 温かい梅コブ茶での水分・ミネラル分補給は夏バテ予防に効果的
- 夏バテ対策におすすめな「梅」のお茶です
- 高級昆布が梅の酸味を包み込んだほのかな甘みが、スッキリした味わいに
商品詳細
名称 | 粉末梅昆布茶100袋 |
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内容量 | 100個 |
賞味期限 | 1年 |
原材料 | 精製塩、無水結晶ブドウ糖、グラニュー糖、アミノ酸等、FD梅肉、L-グルタミン酸、昆布パウダー、無水クエン酸、シソミクロン(原料の一部に乳成分含む) |
保存方法 | 直射日光、高温多湿を避け、冷暗場所または冷蔵で保存。 |
製造国 | 日本 |