梅雨明け直後は猛暑になることが!?
ジメッとした梅雨が明けると、天気も気持ちもスカッとしますが、実はこの時期こそ体調管理に要注意! 熱中症・夏バテになりやすい時期なんです。
特に梅雨明け直後は「梅雨明け十日」と言って、天候が安定することが多く、猛暑に見舞われることがあります。
この「梅雨明け十日」の時期、まだ夏の本格的な暑さに慣れていない身体が、気温の変化についていけず、熱中症になる人が急増します。
暑さが原因の熱中症対策は、同時に夏バテ対策にもなります。ポイントを押さえて体調管理していけば、少しずつの心がけで予防することが出来ます。
梅雨明け直後に気を付けておきたい、熱中症&夏バテ対策をご紹介していきます。
「かくれ」脱水に要注意!!
熱中症は、身体から水分が失われる“脱水”が引き金になって起きる病気です。
しかし、最初は脱水症状になりかけていても、自覚症状がないため「かくれ脱水」と呼ばれています。
かくれ脱水は熱中症の最初の段階です。
熱中症は人によって症状の重さや進行度は異なりますが、必ず最初の段階に必ずこの「かくれ脱水」があります。
そして実は夏バテも隠れ脱水が原因になる場合が多いのです。
どうして起きる? 「かくれ脱水」
熱さを感じると、体は体温を調整するために汗をかいて内部の熱を外に出します。
その結果、体からは水分が失われ脱水状態になります。
失われるのは水分だけでなく、同時にナトリウム(塩分)などのミネラル分も失われます。
体内の水分が不足すると血流量が減り、血圧が下がります。
その影響によりめまいや頭痛、集中力の低下、胃腸の機能が低下し食欲不振などが起こります。
またナトリウムの不足は、神経や筋肉に影響を与え、足がつったり、しびれや脱力といった症状が起こります。
ここで水分とナトリウムの補給をしないと、体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調節機能がうまく働かなくなります。これにより体内に熱がたまり、熱中症の症状が現れ始めます。
そして夏バテも「かくれ脱水」が原因の場合があります。
身体の中の水分が減ると、胃腸の水分も減ってしまい食欲が落ちたり消化機能が下がり、すぐお腹を壊したりしてしまいます。
熱中症の症状って?
日本救急医学会が、2015年に初めて、熱中症の重症度を三段階に分けて診療指針をまとめました。
【熱中症の症状】1度
【症状】体温などにかかわらず、めまい・立ちくらみ・こむら返り・大量の汗・筋肉痛などのある状態。
【手当て】体の表面を冷やすことや水分・塩分の補給など現場で応急手当をする。
【熱中症の症状】2度
【症状】頭痛・吐き気・倦怠感(体のだるさ)・虚脱感(体に力がはいらない)・集中力や判断力の低下などが見られる状態。
【手当て】医療機関で経口か点滴による水分・塩分の補給や、体を冷やす処置などを受ける。
【熱中症の症状】3度
【症状】意識障害(呼びかけに反応が乏しかった、反応がなくなる)・けいれん・高体温などの症状。
【手当て】入院が必要。
このような症状が出る前に、ちょっとした心がけで予防していくことが大切です。
熱中症を予防するには?
水分補給は「のどが渇く前」に!
熱中症の予防には、なんといっても水分補給が最重要です。
のどが渇いた時には既に身体は脱水気味になっています。特にのどが渇いていなくてこまめに水分を摂りましょう。
ただし、暑い時期なので冷たい水を一気に飲みたくなりますが、そうするとかえって胃腸に負担になってしまうことがあります。
一度に大量に飲むのではなく、200ml程度の水を一気飲みではなく、口の中で一旦噛むように、ゆっくり飲みましょう。
高齢者は特に意識して水分補給!
特に高齢者や子供はこまめに飲むようにしてください。
熱中症患者のおよそ半数は高齢者(65歳以上)です。高齢者は暑さや水分不足に対する感覚機能が低下しており、暑さに対する体の調整機能も低下しています。子供も体の調整機能が未発達なため、注意が必要です。
水分は基本的には水やお茶でOKですが、スポーツドリンクのほうが体へ吸収されやすいです。
今年は飲料メーカーも熱中症対策ドリンクに力を入れていますので、色々試し飲みしてみましたが「熱中症対策水」シリーズがスッキリと飲みやすくてオススメです。
冷蔵庫に2~3本入れておいて、朝出かける時に1本持って出るだけで、気持ちよく1日過ごせます。
塩分補給も大切
水分と塩分・糖分が摂れ、吸収が良いスポーツドリンクは夏場に最適ですが、カロリーが気になるダイエッターにとっては、やはり水やお茶にしておきたいところ。
そこで塩分補給にオススメしたいのが、梅干しです。塩分、クエン酸、ミネラルなどが摂れ、カロリーも微々たるもの。
最近ではタブレットになったタイプもありますので、ポケットにひとつ入れておくと手軽にスキッとできて重宝します。
水分補給と同時にということであれば、梅昆布茶やみそ汁も有効だと言われています。
冷たいものを飲みがちな夏場ですので、温かい飲み物をゆっくりと飲むのは胃腸の機能を高め夏バテ防止にも有効です。
特に室内で過ごすことが多い方に、梅昆布茶は手軽に水分・塩分補給が出来て、胃腸の働きも整えてくれるので特にオススメです。
一杯ずつに小分けされてるパックをオフィスや自宅に置いておくと手軽に飲めて便利です。
高級梅肉とこだわり昆布の「梅コブ茶」スティックタイプで手軽に!
おすすめポイント!
- 胃腸を冷やすと夏バテの原因になります
- 温かい梅コブ茶での水分・ミネラル分補給は夏バテ予防に効果的
- 夏バテ対策におすすめな「梅」のお茶です
- 高級昆布が梅の酸味を包み込んだほのかな甘みが、スッキリした味わいに
商品詳細
名称 | 粉末梅昆布茶100袋 |
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内容量 | 100個 |
賞味期限 | 1年 |
原材料 | 精製塩、無水結晶ブドウ糖、グラニュー糖、アミノ酸等、FD梅肉、L-グルタミン酸、昆布パウダー、無水クエン酸、シソミクロン(原料の一部に乳成分含む) |
保存方法 | 直射日光、高温多湿を避け、冷暗場所または冷蔵で保存。 |
製造国 | 日本 |
室内でも要注意!
意外にも室内で熱中症を発症するケースが多く見られます。
節電のためや我慢をせずに、扇風機やエアコンを使った温度調整、室温が上がりにくい環境の確保(換気、遮光カーテン、すだれ、打ち水など)をしましょう。
外出時
外出時には日傘や帽子の着用をし、こまめに休憩を。服は通気性の良い、吸湿・速乾のものを着用しましょう。
最近では体を冷やすスプレーや、保冷効果のある商品などがたくさん販売されていますので、熱い場所に行く際にはこうしたものを利用しましょう。